【面接から出世まで】コネ入社(縁故採用)は悪くないし不安もない話

美大生・受験生向け

こんにちは、リクです。

今回は、
【面接から出世まで】コネ入社(縁故採用)は悪くないし不安もない話
というテーマでお話しようと思います。

こんな方にオススメの記事です。

現在就活中の自分に、知人が会社を紹介してくれた。
お願いすれば、そこに就職できそうだけど…
これっていわゆるコネ採用(縁故採用)だし、
なんだか周りに恥ずかしくて言えない。
入社後、いじめられたりしないだろうか?
コネで入った自分の実力で、会社のレベルについていけるだろうか?

この記事を読むことで、

  • コネを利用することは全然悪くないこと
  • コネ入社で入る会社の見極めポイント(いじめ、陰口)
  • コネ入社前後に、あなたがやるべきこと

これらがわかります。

本記事は、僕自身の実体験に基づいてお話ししていきます。
(大学時代にアルバイトで働いていたデザイン事務所の社長に気に入られ、
そのまま社員に採用してもらったという経歴があります。)

それでは順番に解説していきます。

コネを利用することは全然悪くない

コネは、「あなたが信頼できる人間である」という証です。

コネと聞いて、テレビドラマやニュースで見るようなドロドロした世界を想像する方は多いのではないしょうか?

あいつ、〇〇さんのコネで入社したらしいよ

このプロジェクトが先方に通ったの、実は相手方の娘さんがコネで…

などなど、
一般にコネ=卑怯、裏ルート、汚い
そんなイメージが蔓延しているような気がします。

しかし、例えば金銭的な癒着や汚職などが絡むならいざ知らず、
コネというもの自体は何ら悪いものではありません。
むしろ、コネで自分を紹介してもらえるということは、
それだけあなたが素晴らしい人物であるということ
です。

コネは、信頼の証だからです。

実は、何気ない会話の中にも「コネ」は働いています。

例えばあなたが学生で、成績が伸び悩んでいる友達がいたとしましょう。
あなたはA塾に通い始め、成績がめきめきあがっていたとします。

あなた
あなた

成績に困っているなら、良い塾を知ってるから、紹介するよ!

これはあなたA塾の間にあるコネが働いています。
コネ=コネクション。(繋がり、縁故などの意味)

この場合、「卑怯」「汚い」といったイメージを抱くでしょうか?
やっていることは、コネ入社などと変わりません。
お気付きのように、これは誰も悪くありません。

むしろあなたは、A塾を教えたことで友人を助けましたし、
A塾にとっても塾生が増えることは良いことなので、双方が得をしていますよね。

この友達は、あなたのことを信頼しています。
あなたはその信頼にかけて、自分が信頼しているA塾を紹介したのです。

「わたしとあなた(友人)の間の信頼にかけて、このA塾は十分にオススメできる」

これが「コネは信頼の証である」という理由です。

あなたがコネで就職先を紹介されたなら、
あなたは紹介先に十分貢献できる人物であることを見込まれているのです。

ところで、この記事を見ているあなたは、周りから「真面目だ」と言われていませんか。

そんなあなたは、
本人の実力でもって既定の採用試験を突破した人たちに対し、
なんだか後ろめたい気持ちがあるのではないでしょうか。

私は、正直とてもありました。笑
しかし、そんな思いをして入社した人間だからこそ思いますが、
重要なのは入社した後です。

同じスタートラインに立ってしまえば、全員0からのスタートです。

とはいえ不安に思うこともあると思います。
仕事についていけるだろうか、同期が超優秀だったらどうしよう、
あいつはコネだと裏で色々言われたりしないか…などなど。

そんなあなたに向けて、次項では、
コネ入社前後にやるべきことをご紹介します。

コネ入社前後に、あなたがやるべきこと

結論:最初は仕事ができなくて当たり前。謙虚に学ぶ姿勢と、事前の情報収集を心がけよう。

よく言われることですが、やっぱり、よく言われるだけあると思います。

最初は仕事ができなくて当たり前です。
入社が決まったなら、コネについていつまでも悶々と考えるべきではありません。

同期や会社のレベルについていけるだろうか、入社後にいじめられたりしないか…
それらを不安に思う気持ちはよくわかりますが、
入社してまだ仕事を覚える段階のころは、仕事の出来よりも本人の姿勢がまず重要視されます。

むしろ、「俺はできるぞ!天才だ!」みたいなタイプの方が危険かもしれません。

  • 謙虚に学ぶ姿勢があるか
  • 挨拶や報告、連絡、相談をしっかりしているか
  • 周囲に感謝の心をもって接しているか

このあたりが最初に出来ている人の方が、スタートのスキルは低くても、
のちのち伸びていくことを、真っ当な会社の先輩たちなら知っています。

なので、入社が決まったなら、「コネだなんだ」という話は忘れてしまいましょう。
そして、できるだけの準備をしておくと、不安はかなり解消されるはずです。

仕事内容をこなせるか不安があるならば、自社や取引先について少し調べてみたり、
ブラインドタッチがまだできないなら、これを習得しておくだけでも大きく違いますよ。

そういった学びの姿勢がある人、仕事に対する真摯な姿勢がある人を、
コネだからと揶揄してくる人はおそらくそんなにいません。
いたとしても、そんな人はすぐに追い抜けます。

大企業でのコネ入社はまた性質が異なるかもしれませんが、
中小規模の会社でのコネ入社は、良い意味でも悪い意味でも、
出世に影響することは少ないです。

「自分の親戚が会社の社長で」とかのレベルなら、その親戚と会社の体質次第にはなってくるかもですが…!

また、いじめや陰口があまりに執拗なら、その会社には縁がなかったというだけですから、こちらから切り捨てて、次に行けばいいだけだと僕は思います。

入社三ヶ月でやめるなんて、全然あるあるな話です。

先の不安で動けなくなるより、
小さなことでいいので、自分なりに準備をしていくのが、オススメですよ。

コネ入社で入る会社の見極めポイント(いじめ、陰口)

そうはいっても、できるだけ転職のリスクは抑えたいし、
いじめや陰口があるかどうか、わかるものなら知っておきたいですよね。

結論:入社前に確実に知る方法はありません。

身も蓋もない話に聞こえるかもですが、いじめや陰口の性質上、事実かなと思います。
それでも、いくつかのポイントから可能性を探ることは可能です。

過去にもコネ入社の人は多い職場か?

→多いなら、その会社の文化でコネは正しく評価されている可能性が高いです。
コネ入社が原因でいじめや陰口を叩かれる可能性は低いでしょう。

人数の少ない会社(部署)か?

→人数が少ないほど、職場内でのいじめは少ないようです。
やっぱり、数が多くなると派閥的なものができやすいからですかね…

年齢や男女比は偏っていないか?

→年齢や男女比が偏っていると、その会社の風土も同じ偏りを持ちやすいです。
できるだけ多様な考え方、生き方を許容する会社は、これらのバランスが良いと感じます。

平均勤続年数、定着率は高いか?

→業界、業態にもよるので一概に言えませんが、一般的にはこの数字が高いほど社内環境は良いといえるでしょう。

企業によっては、入社前にこれらを知ることが難しい場合もありますが、
気になる方は一度は調べておくと良いと思います。
上記のポイントをみて、判断材料の一部としてみてください。

まとめ

【面接から出世まで】コネ入社(縁故採用)は悪くないし不安もない話

  • コネは信頼の証。あなたの実力のうちです。
  • 入社が決まったら悩むのをやめて、準備をしよう。
  • 入社したら、謙虚に取り組む姿勢を見せよう。

今回は以上です。

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