【未経験でも簡単】グラフィックデザインの独学方法【副業・趣味OK】 

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こんにちは、リクです。

今回は、
【未経験でも簡単】グラフィックデザインの独学方法【副業・趣味OK】 
というテーマでお話しようと思います。

こんな方にオススメの記事です。

ロゴ、パッケージ、ポスターに広告。。。
グラフィックデザインに興味があるけれど、勉強の仕方がわからない。
美大や専門学校に行かないといけないのかな。
美術の成績とか良くなかったけど、
未経験の初心者から、独学で身に着けることは可能なのかな。

この記事を読むことで、

  • グラフィックデザインの独学が可能な理由
  • 美大や専門学校に通わなくても可能な理由
  • 未経験かつ初心者がやるべき具体的な独学方法

これらがわかります。

記事の信頼性として僕自身のことをお話すると、
美術部はおろか美術の授業すらない田舎の高校→武蔵野美術大学に入学、卒業→都内のデザイン事務所でデザイナー経験3年→JAGDA年鑑に作品掲載とかいろいろ→フリーランスデザイナー
という感じです。

グラフィックデザインに関してはそれなりに経験と実績があり、
かつ、完全ど素人から美大入学→デザイナー就職をしているので、
独学方法や美大の事情などについて詳しくお伝えすることができます。

それでは順番に解説していきます。

グラフィックデザインの独学は可能か?

結論:可能です。全く問題なし。

結論から申し上げると、独学でスキル習得可能です。
その理由を三つあげて解説していきます。

理由1:デザインの教科書が世の中に溢れてる

副業としても注目が高いデザイン業界は、これでもかと「デザインの教科書」的な本が溢れています。

情報が溢れていて若干困るくらいには、独学のための本はたくさん世の中に出ています。
書店に行けばたくさん目にすることでしょう。

独学で学ぶための教材の量に関しては、困ることはありません。
(むしろ多すぎてどれを読んだらいいか問題があります…下の章で解説します。)

理由2:ツールの発達で、参入障壁が低い

adobe製品を初めとしたデザインツールの発達はめざましく、
少し使い方を学べば誰でも「ぽいデザイン」は作れるようになりました。
このことがデザインの参入障壁を大きく下げ、
今後もこの流れが続くと言われています。

同じ副業分野でも、せどり転売等と違いスキルが残るうえに、ツールが発達していることによって、プログラミングのように習得の過程で挫折することも少ないことから、比較的独学しやすい分野だと言えるでしょう。

理由3:そもそも、デザインは独学志向が高い

デザインは独学可能か?という問題に対する真理な部分ですが、
「そもそもデザインは独学するもの」という話があります。

美大でも専門学校でもデザインは教えられていますが、基本的には、
「学生が作ってきたものに対し、講評する」という講義形式なので
数学の公式を教えるときのように、作り込みの段階から手取り足取り教えているわけではないのです。

僕もそうでしたが、初めてデザインの課題が学校で出されたときには、
adobeのソフトの使いかたも知らない状態で、独学で手探りでなんとか作った覚えがあります。

つまり、独学でいいのかどうかは気にしなくていいと思います
みんな、独学しています。笑

そうはいっても、才能やセンスがないと無理なんじゃないの?

確かに、日本でも指折りのデザイナーを目指しているならそうかもしれません。
僕がその域に達していないので、否定も肯定もできないのが正直なところです。

大学時代に同級生でとてもデザインの上手な友達がいて、
こいつには一生勝てないな、と思ったこともあります。
「やっぱ才能が半端ないな」みたいな…
(その頃まったく努力してなかったので、完全に言い訳だったんですけどね…)

しかし、例えば副業や趣味で月に五万稼ぎたい、あるいはデザイナーとして転職したい、簡単なデザインくらいなら自分でやってデザイン費を浮かせたい。

そういったレベルなら、
未経験初心者であっても美術の成績が2であっても、まず問題ありません。

実際に異業種からデザイナーになった人は多くいます。
知人に、国立の法学部を出てwebデザイナーになった方
ジムのトレーナーをしながら、副業としてロゴデザイナーをしている方がいます。
この方達は、言うまでもなくみんな独学です。

独学でデザインのスキルを身に着けることは可能なばかりか、
まったく珍しいことでもなんでもないことなのです。

美大や専門学校に通わなくても可能か?

結論:もちろん可能。本格的に学ぶなら入学も視野に入れてよし

上にも書いた通り、国立の法学部を出てwebデザイナーになった方や、
ジムのトレーナーをしながら、副業としてロゴデザイナーをしている方は実際にいます。

美大や専門学校に通わずにデザイナーになっている人は実際いるのです。

ただし、例えば大手広告代理店にデザイナーとして就職したい、大手のプロダクションに入社したい、といった希望が明確にあるのであれば、美大を視野に入れることも必要になってきます。
すでに社会人の方であれば、デザイナー転職後、実績を積んでから大手に転職、という流れですね。

能力云々というよりは、学生の方、新卒ならば、単純に学歴フィルターのようなものが働くと考えてください。
社会人の方であれば、さすがに未経験で大手に中途転職は厳しかろうことが想像に難くないと思います。

美大/専門学校以外でデザインが学べる時代

デザインを学ぶオンラインスクールやプログラムも、
近年かなり充実してきているようです。

N予備校のwebデザインコース
Udemy
LOOKTONE

など、様々なカリキュラムがオンラインで開講しています。
そちらで学ぶのも良いでしょう。

未経験かつ初心者がやるべき具体的な独学方法

最後に、完全未経験かつ初心者にオススメする
最初の独学方法を3ステップでご紹介します。

STEP1:本を読んでみる

デザインノート→なるほどデザイン
の順で、二冊ご紹介します。

デザインノート

デザインノートは、いわばデザイナーの業界紙です。
有名なデザイナーのインタビュー、最近話題のデザイン事務所の制作物事例、求人広告、業界ニュースなどなど、デザイナー世界の入り口にとてもいい本です。
月刊誌なので何月号を買ってもいいですが、せっかくなら本屋でのぞいて、その号が気に入ったら買うのがいいと思います。

こちらからバックナンバーで検索することが可能です。

なるほどデザイン

なるほどデザインは、デザイン初心者が最初に読む本としてとても有名ですね。
プロのデザイナーでも、たまに読むと初心に帰らせてくれる、そんな本です。

STEP2:JAGDA、ADC、TDCなどのwebサイトを見てみる

次はこれらのサイトを見てみることをオススメします。
(「STEP1」と前後しても大丈夫です)

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
東京アートディレクターズクラブ(ADC)
東京タイポディレクターズクラブ(TDC)

野球で言うところのプロ野球協会でしょうか。
新人賞や猛打賞よろしく、
毎年コンペが開催され、受賞者は晴れて一流デザイナーの仲間入り…みたいな機関です。
(本当はここに関して、どうかなと思うところあるのですが、その辺はまたの機会に!)

出品されているのは、
「世に流通している商業デザイン」
から
「なんだこれは現代アートなのか?」
みたいなものまで様々ですが、

「日本のグラフィックデザイン界を代表する、その年の優秀作品集」
にあたるわけなので、総じて一定以上のクオリティがあります。

どういうものが「クオリティが高い」と評価されているのかという目でみてみると面白いです。

サイトでは受賞作品の一部が公開されています。
毎年、年鑑として全入選作品が掲載された書籍も発売されていますが、
少しお高め…そしてぶ厚め…
好きな人には最高の一冊になるでしょう!

アマゾンか、上記リンクから飛べる公式サイトからも購入が可能です。
(たまにメルカリで出品されてることもあります)

STEP3:ピンタレストで好きなデザインを集めてみる

ここまでくる間に、かなりの量のデザインをみてきたと思います。
その中でも、「これ好きだな」「これはなんか意味わかんないな」と思うものがそれぞれあったのではないでしょうか。

そういった、気になったもの、良いと思ったものを、
携帯のアプリでスクラップにしましょう。
知っている方も多いと思いますが、ピンタレストというwebサイト(携帯ならアプリも)があります。

なぜこれをオススメするかというと、デザインがうまくなるための方法は単純で、
大量に見る(インプット)→真似して作ってみる(アウトプット)
これを繰り返すことだからです。

うまい人の作品/制作物を見て、真似してみたり、アレンジしてみたり、手を動かしてアウトプットする。

繰り返すうちに、自分の中にノウハウ=センスが蓄積されていきます。
最初は「なんでこんなデザイン思いつくんだ?天才か?」と思っていたものも、
だんだん「こういうのね、知ってる知ってる」と目が肥えてくるようになります。

なのでまずは、電車で暇なときにでも、アプリなどでたくさんのデザインを見てみてください。

そのうち、電車の車内広告なども気になるようになると思います。
そうして、ピンタレストなどを使って好きなデザインを集めてみてください。

ある程度集まったら、上で述べた通り実際に手を動かして真似して作ってみましょう。
基本アドビが便利なのでオススメですが、今後ツールなどについてもご紹介していきますね。

独学の最初のステップは、たくさん見て、真似して、デザイン面白いなと慣れるところにあると思っています。

まとめ

【未経験でも簡単】グラフィックデザインの独学方法【副業・趣味OK】 

  • グラフィックデザインは、情報とツールの発達により、独学で副業/転職できる。
  • 美大/専門学校に通わなくてもスキルは習得可能だが、大手の就職を考えるなら入学を視野に入れよう。
  • 独学のはじめは、まずたくさんのデザインに触れて収集→アウトプットしよう。

今後もこのブログでは、デザイナーやデザイナーを目指す人にとって有益な情報を発信していきます。

ご興味があればまたのぞいて見てください。
今回は以上です。

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